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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

Posts(3)

  1. 視聴者を裏切る物語であることがバレていて、かつそうなることを期待もされている作品なので、序盤の描きかたはすごく難しいだろうなあと思いながら見ていました。

    序盤は、作り手側もその辺は割り切ったうえで、ファンが見たかった魔法少女たちを丁寧にファンサービスのように描写してくれていたと思います。物語の構造上、それを額面通りに楽しむ余裕は観客にはないわけですが…。

    日常風景のシーンでは、TVシリーズ以降の二次創作によって浸透してきたキャラ関係が、少なからず影響している or あえて近づけたのかなという印象も受けました(特に杏さや)。

    設定や展開に色々と制約が生まれている中にあっても巧みなストーリーではありましたが、TVシリーズの終わり方に充分満足していた身からすると、今回の劇場版を通して語られた物語は個人的には蛇足だったかなという感想です。

    で、それはそれとして、5人が揃うシーンでは、個性を出すためか杏子がことさらガサツな感じでよかったです。
  2. 誰が何に叛逆するんやろなと思ってたら、君でしたか。

    本編であれだけ風呂敷広げてキレイに畳んでしまったので、「何をやっても蛇足だろうに」と大幅にハードルを下げていたこともあって、2時間しっかり楽しめました。

    評判を見ててわかるように、ハッピーエンドではないので、満足感的にはエヴァ破とQをまとめて観た感じかな?Q観てないけど。

    作画面では前編・後編にも増して、仕草の可愛らしさ、アクションの格好良さ、マミさんの乳袋がパワーアップしており、お金を払って劇場で見るに値する内容だったと思います。ティロッ。
    新キャラ(?)のべべも「とってつけた新キャラ乙www」と思ってたけど意外と良かったですしおすし。

    前半の幸せいっぱい夢いっぱいパートは茶番感満載で、マミさんがドヤ顔するたびに「次の瞬間脳漿を飛び散らせて死ぬんじゃないか」とハラハラしっぱなしでしたが、黒幕が判明して解決に向けてみんなが力を尽くすところは、なんだかんだすごく良くて、ちょっと涙ぐむくらいでした。最後の最後でズコーってなりましたが。
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