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    見返したけど、こんなに地味な第1話だったっけ。

    Bパートで奉太郎が、一計を案じた理由として里志に「音楽室まで行くのは遠くて嫌だから」と言ったのに対して、里志が「この屈託は意外と高くつくかもしれないよ」と返していた。

    氷菓を最後まで見た今になって思うと、この日の一件が「えるが奉太郎に期待するようになってしまうキッカケ」になり、里志はそうなることをなんとなく予感していた、ということなのかな。