最終回を単体で見れば、それほど悪くない終わり方だったと思うけれど、それまでの2クール分の長さを踏まえた上でのまとめ方としては弱いと言わざるをえない…。

氷菓最終回の感想で触れたように、こういう構成の作品は最後にカタルシスが必要だと思うけど、そもそもダスクテイカーがラスボスとしてはぜんぜん役不足だし、レベル9の話を散々しておいてこのレベルの話で終わってしまうのは消化不良感がパない。チユの行動にも無理が感じられた。もろもろ2期に繋げるためにこうなったんだろうとは想像できるけれど。

作品全体を通しても、ストーリーがあんまりおもしろくなく、バトルもベタといえばベタで、序盤の方は楽しめたけれど、途中から始まったSAOのクオリティがアクセルを大幅に上回るものだったので、余計に見劣りしてしまった。じゃあ何で最後まで観たかといえば、黒雪姫のキャラと世界観。これは最後まで期待通りのまま維持された感じ。闇声優の三澤さんの今後に期待。