2月22日の先行上映会で視聴。映画館のスクリーンで見ると、CGでの宇宙空間や戦闘シーンのスケール感がより映えて、冒頭から一気に引き込まれた。

2期1話は、1期1話と同じ仮想訓練装置からのスタートで、監督が「ここからスタートするべきだと思ってた。同じような場面だけど、1期では一人ぼっちだった長道が、2期では周りから期待される存在になっていることを示唆したかった。長道自身は何も変わってないんだけど。」と語っていた。ここ以外にも、意図的に同じようなパターンを使っている場面は結構あるんだとか。こういう微妙に変えた使い回し的な演出はCGの得意な部分かもね。

イザナがピクニックに行くところ（纈から連絡が入って長道が行けなくなって、1人だけで向かうアレ）では、原作では既にイザナは義手・義足になってるはずなんだけど、このあたりはアニメ版ではやらないつもりなのかな？ イザナは1期では声や仕草に男の子っぽさが残ってたけど（初めてイザナの声を聞いた時は感心した）、2期では女性っぽさが少し出てきてるような気がしたけど気のせいだろうか。

そして終わり際に満を持しての真ヒロインつむぎが登場。原作のイメージより無機物に近い仕上がりなのはCGだからなのか、意図的にそうしているのか、どっちだろう。洲崎さんの声はイメージに合ってると思った。星白の時よりだいぶ明るく弾んだ声にしていて、つむぎの性格をうまく捉えてるかなと。

映画館での画面と音の迫力はこの作品に適しているようで、期待以上に良かった。あまり興味の無かった劇場版の方も、この臨場感を体感できるなら見てみたいと思ったり。

ロケットパンチで手首が無いはずなのにどうやって掌位して戻ってきたの？という質問を見かけたけど、確かにｗ

谷風と紅天蛾の一騎打ちは素晴らしかった。こういう感動的な戦闘シーンは久しく見てなかった。……でも紅天蛾ここで倒しちゃっていいの？ｗ 2期でちゃんと復活してくれるよね、でないと話が変わってしまう。他にも原作と比べるといろいろ端折り過ぎな気がするけど、うろ覚えだから原作の方も読み返さないとなぁ。日常シーンやコメディ的なところはもっと描いて欲しかった。2期に期待。

最後の最後で真のヒロインが登場したから、終わり良ければすべて良しだったけれども。

タイトル回収お疲れさまでした。掌位のシーンはほんとに良く出来てる。毎回見てて気持ちいい。
紅天蛾でてきたけど、つむぎが登場すらしてないから決着まで全然行かないか。あと1話で終わりってことはこのガウナ撃破して終わり？ だとちょっと物足りないかも。

想像以上に紅天蛾が良かった。エナ星白派大勝利の予感。前回の感想で思ったよりグロくないと書いたけど、求めていたのはこれでした。今まで無機質さが全面的に覆っていた世界に、敵対勢力としてこのベチョっとした感じが入ってきてこそニビンベンっぽい。そういや1期でつむぎは登場するんだろうか？ これまでずっと強硬な態度だった岐神が一転して怯えきっていたのも、紅天蛾の不気味さの演出に効果的だった。

ヒ山さんの声、最初のPVで聞いた時は違和感あると思ったけど、もう馴染んで合ってるなぁ。若い頃の艦長かわいい。ユレ博士もかわいい。人の姿だった頃のヒ山さんはさすがに出てこないかな〜。

今回で重要な要素はすべて出揃った感じ。さぁ、面白くなってまいりましたよ。

斎藤ヒロキが小山さんで、ユレ博士は能登さんか、豪華だ。もっとグロい感じに描くのかと思ってたら、意外と戦闘シーンが少なめでさっぱりしてた。星白の最後の「ぃ…や…」のところはもうちょっと印象的な演出にして欲しかったけど、ここもあっさりしてたなぁ。そして紅天蛾が登場…このペースだと1期はそれとの対決あたりまでかな。

今回は小林艦長の出番が多かった。けど原作で好きなエレベーターで抱きしめるシーンが無かった…。
仄のレギンスが破けてて、原作設定に忠実にスーツがボロい演出もされてたけど、あからさまなカットのわりにはわかりづらくて、こういうところはやっぱり3DCGだとちょっと苦しいと言わざるを得ないなぁ。キタエリの声はかなり合ってる。
纈は初期のまだかわいい感じが表現出来てて、ここからどれくらい変わっていくのかに期待しつつ。
星白の話で次回が1つの山場になりそうかな。