日本語 | English
  • 「SHIROBAKO」の画像
    てんこ盛りで、且つ、綺麗にまとめたとてもいい回だった。
    Aパートは前回の続きで庵野が登場。庵野の声は似ていて雰囲気出てたし、巨神兵のパロやられちゃうとこれは笑っちゃう、ずるい。「ギブリ」とか言っちゃってるけど大丈夫かなw

    後半は、爺さんアニメーターの杉江さんにスポットライトが当たって、その結果チームが一丸となる良い流れ。杉江さんの言葉や振る舞いはかっこいいなぁ。このあたりは「みんなアニメが好き」という大前提が無ければ絶対にこの展開は起きてなかった、と言わんばかりの制作サイドの熱い気持ちが込められてるように自分には写った。ゴスロリ様が結構出てたし、経理の人のガッツポーズもかわいかった。うまいこと違和感なく登場人物が一通り出てくるように構成されてたかんじ。
    確か1話か2話でみゃーもりが歌ってたよくわからん鼻歌が、アンデスチャッキーのテーマソングとしてリンクしていたのも良かった。

    エンディングでは、ずっと受け取ってもらえてなかったラブレターが、今回初めて受け取ってもらえてクマちゃん大歓喜。さらにCパートでSHIROBAKOのタイトル名も回収されていて、なおかつその映像の最後で次回につづく、ってめちゃくちゃ綺麗な流れで大満足。アニメ内の時間が現実と一緒で「これで年を越せる」などの言葉にも臨場感が出てた。

    これまでずっと重いテーマが多くて、アニメ制作のしんどいところばかり描いてきたので、それらから一気に解放されたかんじでめいっぱいのカタルシスを味わえた。アニメの中でアニメを描いてる以上、外側のアニメの方で作画崩壊やおかしな表現をしてしまうわけにはいかないので、通常のアニメより作るのが難しそうだけど、そんなことは微塵も感じさせないところが素晴らしい。

    Read more