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pipechair

pipechair (pipechair)

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最近見たアニメ

  • クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

評価ごとの件数と割合

曜日ごとの累計視聴回数

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月曜日
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  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    細かいギャグを織り交ぜておきながら、サリアが体調としてステップアップするのと、アンジュがチームの中でひとまず受け入れられるのと、そしてアンジュの妹は一体どうなっているのかという謎と、話を進めつつキャラクターを掘り下げていくのはイイ構成。

    アンジュが必死になって金を稼いでるのは、メイドとして買い取ったモモカを養うためでも有り、そのため風邪を引いても無理して出動するわけだし、でも風邪引いてるからろくに頭も回らないからサリアの命令に従うほか無いし。
    話を進める上での風呂の機能が十分に果たされていて、ただ脱がしているわけじゃないんだ、脱がせときゃいいと思ってる節はあるけど、とは思いました。
  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    かつてアンジュの筆頭侍女としてつかず離れずにいたモモカ・荻野目が、どういうわけだか輸送機に密航しアルゼナルに来てしまう。
    かつて自分を騙していたはずの女に、皇女だった頃と全く変わらない忠義を見せられてイラだつアンジュだが、モモカが機密漏洩を防ぐため処刑されると聞くとさすがに動揺もする。

    ドラゴンの存在、そしてノーマの戦いにより世界が維持されていることは機密事項。それを知った人間は『人間のルール』で処刑される。それを『金を出せば何でも買える』ノーマのルールで処刑を回避するという落ちは、ベタだが粋でもある。話も手堅い。

    ただ、モモカさんがまともな人かというとどうかと思いますね。ストーカー気質というか。このアニメに「まともな人間」は居ない。まともそうに見える人はみんなこの世界において「人間扱いされてない」。世界におけるルールは実に徹底されている。
  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    アンジュが墜落したのは謎の無人島。
    宮野真守声のキラ=ヤマトであるところのタスク。彼の一挙手一投足は全てラッキースケベを招く。いがらしゆみこ先生の怪作「僕のブラジャーアイランド」バリの寸止めエロコメ、いざ開幕だぁ!


    という表のエピソードの背後で、この世界はいくつもの秘密を抱えていることが描写されておりなかなか興味深い。
    ・パラメイルのライダースーツを着ているタスクの母親は?
    ・なぜ回想シーンの炎の向こうに司令官のジルが?
    ・ドラゴンを運び去っているのは何者なのか?
    ・タスクはマナを「使わない」のか「使えない」のか?
    ・タスクが最後に赴いたのは誰の墓なのか?彼らは何と戦っているのか?
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  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    前回で己がノーマであることを受け入れ、生き延びていくために泥水でも何でもすすると誓ったが…
    少々悟りの開き方が過ぎて、「俺も虫けらだがオマエらも虫けら。このアンジュ腐っても元皇女であるゆえ虫けらの手は借りぬ!」とまでに行ってしまった我らがアンジュさん。下手に有能なため一人でも何とかなってしまうのが困りもの。
    しかしさすがにここまで孤立してしまうとさすがに隊の中では浮いてしまう。
    しかもアルゼナル司令官以下一部の人間は、アンジュの存在を利用して何か大きな計画も練り上げているご様子…ただでは死なせても貰えそうになく一体どうなることやら。

    作画面での不満は若干あるが、構成の上手さって面では今期トップクラスですね。主人公の動きがやり過ぎ感は漂いますが、理不尽なところが少ない。
  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    己の勝手な振る舞いで新兵を殺し、人望厚い隊長まで巻き添えにし、それでもなお生きてしまってるアンジュ。
    未だに自らをノーマと認められない彼女は戦場での死を選ぶが、死への恐怖と母の最後の言葉がきっかけでようやく現実を受け入れ「殺してでも生き残る」修羅の道を歩み始める。

    血を流し恐怖に涙し、死を前に尿を漏らす無様さ、そして「お前が死ねえぇぇぇ!」という生存への執着。死なないために戦い、殺されないために殺す。それしか今や残ってない。この苛烈なストーリー、良いですよ。

    最後のプリン、本当に単にまずいんだと思うんですが、泥水すすってでも生きると覚悟しても、泥水はまずいんです。己に正直になったなと感じるいいシーン。
  • 「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の画像
    女の子しか乗れないロボットに美少女たちが乗って戦う。よくありがちな企画だ。
    だが、その女の子が皆社会不適合の烙印を押された不良娘ばかりなら?ありがちな美少女ロボットものは全く違う、悪意と暴力の渦巻く作品になる。いわゆる女囚もの、あるいはエリア88。
    人は選ぶだろうけど、俺は好き。こういうカオス。

    アンジュは育ちの家こそいいものの、世界の常識にとらわれ未だにお高くとまってる。そこからの転落でどう変わるかが楽しみ。陽の意味でも、陰の意味でも。